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大気汚染:SPMの濃度推移
グラフ:浮遊粒子状物質濃度の推移

浮遊粒子状物質:SPM(Suspended Particulate Matter)は、直径10μm以下の粒子状物質をさします(10μm=1mmの1/100)。SPMの成分は、金属粒子、無機塩粒子、土壌粒子、海塩粒子などですが、中でも2μm以下の粒子はディーゼル車から排出されています。 SPMは、非常に微粒子なため、呼吸により人体にとりこまれます。中でもディーゼル車が発生源となる微粒子は、人体に吸収されると慢性気管支炎、肺気腫、肺がんなどの呼吸器系に悪影響を及ぼすため、対策が急がれています。

自動車NOx法は平成14年10月に自動車NOx・PM法に改定されました。またこれを踏まえ、平成15年10月から千葉県を含める関東1都3県で、ディーゼル貨物車排ガス規制を行い、SPM濃度の低減に取組んでいます。