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地球温暖化:地球温暖化のしくみ
図解:正常な場合
正常な場合(適度な温室効果ガス量)
日中、太陽から地球へと入射される太陽エネルギーは3割が大気圏外に反射されますが残りは大気と地表面に吸収され熱に変わります。日中に吸収された熱は、夜間に赤外線として地球から宇宙へと放射されますが、一部は大気中の温室効果ガスによって吸収され、地球の気温は年平均気温15度という適度な温度を保っています。
もしも温室効果ガスがまったくなかったら地球の気温は-18度の極寒の世界にかわってしまうのです。
図解:温暖化の場合
温暖化の場合(温室効果ガス量の増大)
温室効果ガスが増えすぎると、熱の放射バランスが崩れていきます。温室効果ガスは、赤外線を吸収する性質があるため、増大した温室効果ガスにより、夜間に地球から宇宙へと放射する熱の吸収量が増加し、地球の温度が上昇してしまうのです。これが「地球温暖化」です。
温室効果ガスは、地球の年平均気温15度という温暖な気候を形成するためには必要不可欠ですが、その量が問題なのです。中でもCO2は人間活動によって排出量が増大しています。